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紛争鉱物への取り組み Efforts to conflict minerals


紛争鉱物(錫・タンタル・タングステン・金)に対する基本的な考え方



新旭電子工業山梨株式会社は、コンゴ民主共和国(DRC)および周辺諸国(以下、対象諸国)で人権侵害、環境破壊、汚職など、不正に関わる組織の資金源となっている紛争鉱物問題を重大な課題として懸念しています。そして、調達活動における社会的責任を果たすため、このような不正と関わる紛争鉱物を原材料として使用しない方針です。


万一、使用が判明した場合は、ただちに不使用化に向けて取り組みます。このために、主要な購入先様に鉱物調達先の確認を求める取り組みも開始しました。
ただし、対象諸国には、不正と関わりなく、合法的に事業活動を行っている企業や人々もいます。不正と関わりのある鉱物不使用の取り組みにより、そのような人々の事業活動やくらしを阻害することのないよう、十分な注意を払いながら取り組んでいかなければなりません。


そのためには、対象諸国で公正な鉱物サプライチェーンの構築に取り組む国々や企業、NPOを含め、さまざまなステークホルダーと連携して取り組む必要があります。こうした認識をもとに、当社は、経済協力開発機構(OECD)が2011年8月より開始した「紛争鉱物デューディリジェンス ガイダンス」に沿った取り組みを行い、紛争鉱物問題の解決に向けた国際的な取り組みへの貢献をめざしていきます。



デューディリジェンスの取り組み



購入先様に当社方針をお伝えするとともに、「DRCコンフリクトフリーに向け、合理的な努力を払っていただくこと」「可能な限りCFS(コンフリクト・フリー・スメルター:紛争との関わりのない製錬所)から調達いただくこと」をお願いしています。


紛争鉱物調査は、製錬/精錬所に至る全ての購入先様のご協力が必要なことから、購入先様の対応負荷低減と調査効率向上のため、共通の調査ツールや説明資料を使用することが効果的です。このことから当社では、調査ツールとして「コンフリクトフリーソーシングイニシアティブ(CFSI)」の発行する「コンフリクト・ミネラル・レポーティング・テンプレート(CMRT)」を使用しています。



調査の状況



2013年度の調査で購入先様からいただいた回答に基づき、ユーザー様への回答を実施致しました。2014年度も購入先様へ同様の調査を行い。ユーザー様への調査回答を実施しおります。
購入先様に、引き続きデューディリジェンスに取り組んでいただき、万一、紛争に加担する鉱物が見つかった場合には、調達先の変更など不使用化に向けた取り組みを行っていただくことをお願いしています。

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